上場誘致の市場間競争は投資家目線で
投稿日時:2018.04.09
成長期待の大きい有望な企業に株式を上場してもらおうと、世界の取引所が誘致を競っている。ここにきて目につくのは、創業者や一部の大株主に支配権が集中したままで上場する動きだ。取引所が上場ルールそのものを緩める流れも世界的に強まっている。
こうした企業は業績が好調なときはいいが、いざ経営に問題が起きても、外部の株主の声が届きにくい構図に陥る。取引所はいたずらに規律を緩めることなく、一般の投資家の権利まで広く配慮して、企業統治がしっかり機能する市場の運営が必要だ。
米国で3日、ニューヨーク証券取引所に上場した音楽配信会社、スポティファイ・テクノロジーは異例だった。新たな資金調達はせず、株主構成 ... www.nikkei.comで読む
https://www.wmfa.jp/growuplog/2018/04/09/bookmarks-of-20180452-2/上場誘致の市場間競争は投資家目線で