「IPOは急ぎません」 起業家たちの懐事情
投稿日時:2018.02.15
■上場組には「先行者利益」
IPOには資金調達以外に「知名度向上」「優秀な人材確保」という目的もある。だが、労働市場の流動性が高まり、20~30歳代は昔ほど転職をいとわない。最近では出資する大企業からスタートアップに出向する幹部候補社員も多く、即戦力には事欠かないという。
複数の市場関係者によると、1~3月のIPOは17件と前年同期比で10件減る見通し。「3月に予定していた10社弱が延期している」(大手監査法人幹部)といい、18年のIPOの出足は鈍い。
もちろん、上場のメリットも大きい。内部統制の徹底で透明性が増し、企業の信用力が高まる。
17年9月に「フィンテック」関連企業とし ... www.nikkei.comで読む
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